Diary
02年03月11日 命日?
ムネオハウス… みなさん、御唱和ください。
ムネオハウス。
すごく良い響きがすると思うのは俺だけでしょうか。
朝…久しぶりの学校。
着替えようとすると、なんだか洗濯バサミが目にとまった。
俺「とりあえず自演しとくか。」
乳首をはさんで引っ張ってみた。
痛気持ちイイ♪ヽ(´▽`;
もちろん月曜日なのでジャンプを購入して電車に。
いちご100%を読みながら自分の顔が気になる。
だって主人公があまりに俺と同じ妄想をするから親近感湧いちゃって…
微笑ましくもいやらしい顔してるんじゃないか。
研究室に着くと、お茶を飲むためにマグカップを探す。
ピングーの可愛いヤツだ。
弟と妹が珍しく誕生日に買ってくれた品で、8年間かなり大事に使っている。
…しかし、見当たらない。洗い物のザルに入っていない…
新手(?)のイジメか!?
と思ったら流しの下にあった。
今日はカラム… カラムというのは、物質の移動速度を利用して分離する手法です。
2週間ぶりに、自分の作った物質を自信ありげに冷蔵庫から取り出す。
このキャラメルから白い物質を取り出すのだから世の中上手く出来ている。
操作開始…
2時間経過…
まだ物質が出てきた気配は無い。
B先輩「なぁ、お前ひょっとしてモノ間違えてナイか?」
俺「………。」
無言で冷蔵庫を開ける。
俺「………。」
とってもモノ臭いモノを発見。
俺「先輩、やったっぽいです。」
B先輩「今日は俺の記憶に残る日だ。」
俺「うぐぅ…」
B先輩「てーことは、それは「やーさん」の最終生成物かな?」
俺「!?Σ(゚Д゚;」
や、やーさんが2週間の引継ぎを経て作り上げたモノを…
今、俺は無意味にいぢくっている!?(゚Д゚;
B先輩「あーあ、やーさん苦労してたんだよなァ…
友情壊れないとイイね。」
恐・哀・泣・泣・恐
やるせない気持ちで一杯です。
2日間ダメにした経験があるので、少し気持ちはわかる。
ていうか、やーさんはその7倍を無に帰されたのだ。
7倍哀しいはずだ。
B先輩「早めに電話しとけよ〜」
俺「ガチガチガチガチ… ブルブルブルブル…」
やるせなさのあまりに混乱混乱。
覚悟を決めて電話をする。
やーさん「はぁ? なに? 何言ってるかわかんねー。ヽ(`□´;怒」
って言われそう…(´Д`;
電話「留守番電話に繋ぎます。」
俺「ほっ(´▽`;」
電話を切る俺。
何が「ほっ」やねん!!
もう1回電話をかけ、留守番電話にメッセージを入れる。
俺「実は…、間違えてお前が作ったモノを使ってしまいました。
先輩が言うには、半分は失われてしまうということです。ごめんなさい…」
プチッ…
それから俺は、携帯が震えているような疑心暗鬼に何度か携帯を確認した。
もう気が気で無いので机の上に置く。
ブー・ブー・ブー!
俺&B先輩&先生「来たァ!!!」
俺「も、もしもし…」
やーさん『なにぃ?』
俺「え、えーと、留守電聞いて無いの?」
やーさん『いいや?』
俺「あのね… (略)」
やーさん『別にイイよ。』
俺「はぁ!?」
やーさん『どーのこうの… というわけで、いらないとは言い過ぎだけど、別にいい。』
この人、天使だよ!!
俺「な、なら、日記にしていい?」
この人、外道だよ!!
やーさん『ていうか、それ俺のじゃなくねェ? 俺のはデシケーターと机だぞ。』
俺「はい?」
B先輩「Aのじゃねぇ?」
それ最悪。
俺「どどどどどど… どうしよう…!?」
やーさん『はっはっはっはっ… き、聞こえた… Aさんの…』
俺「う、うそぉん…(´Д`;」
おもむろに携帯を出す先輩。
B先輩「あー、A? お前さぁ〜 (略)
…今、×駅だからって切られた。あと1時間で来るよ。」
来るな!(超失礼)
俺の寿命もあと1時間です。
引継ぎ期間ダウン… おまけにチョンボ連発…
俺は研究室のガンか!?
1時間後…
A先輩「知らねー。」
延命♪
この後、さらにもう1回カラムを失敗し、
一体今日は何をやってたんだ状態になった。
(先輩にある装置の操作法などを習っただけ…)